2015.2.1
癒しの空間
住宅を設計する上で大切なことは
自然(風、光、緑)を取り込むことや
生活動線、温熱環境など様々ありますが
日常を営む住宅にとって一番大切なのは
「癒し」が存在することです。
わたしは、住宅における居心地のよさとは
そこに身を置いた時に癒しがあり、
優しさを感じるかどうかだと考えています。
住宅は、生活の基盤だからこそ住む人の
心を優しく癒し、明日への活力を
与えてくれる場所でなければならないと
思っています。
そんな癒しのある空間を設計するのに
大切だと考えているのは、床、壁、天井に
使う素材です。
素材の放つ空気感や特性、特徴を把握し
相性や組み合わせを見極め選定しなければ
なりません。
素材と空間とが無理なく調和した時に
初めて癒しや優しさが存在します。
決して無理することなく自然体の美しさを
求めることです。
その為には、設計を進める中で常に俯瞰し
客観的にみること、そして日々感性を磨き
経験を積み重ねることを心掛けています。
現在、手掛けている住宅にもそんな思いを
込めています。
またブログで紹介できたらと思います。