富山県水墨美術館では8月16日まで
「超絶技巧・明治工芸の粋」企画展が
開催されています。
精緻きわまりない超絶技巧・明治の工芸品.
七宝、金工、漆工、印籠、刀装具、刺繍絵画
など多彩なジャンルの逸品が並でいました。
わたしは、特に刺繍絵画に心惹かれました。
刺繍絵画は、絹糸でひと針ひと針手作業で
絵を創りだしたものです。
その中でも「読書図」が一番印象に残りました。
深い赤の絹で女性の表情が刺繍してあり
深い陰影と刺繍でしか表せない光沢。
思わず見入ってしまいました。
明治時代の職人の凄さを知った一日でした。