京都にある俵屋旅館へ行ってきました。
改修を手掛けたのは巨匠吉村順三氏です。
旅館に入るとまず目に飛び込んでくるのは
300年の歴史を物語る経年変化した床や壁。
とても美し陰影が空間に奥行きと深みをもた
らしていました。
通されたお部屋(竹泉の間)には中庭があり
その中庭にあるモミジの影がお部屋一杯に
広がり時のうつろいを感じさせてくれます。
この木漏れ日の美しさを300年前の人達も
わたしと同じように眺めていたと想うと
とても不思議な気持ちになります。
食事や接客もすばらしく満喫できました。